** アクアリウムのページ **


繁殖大作戦第2弾

<2020年9月13日>
 相変わらず、カクレクマノミは、2週間に1度のペースで卵を産んでいますが、毎回幼魚をすくって育てるも、なかなかうまくいきません。そこで、親魚に更に栄養価の高い過剰な食事を与えて、丈夫な卵や稚魚を獲得することを目指すことにしました。方法としては、これまでの乾燥餌に加え、写真のエビの仲間であるイサザアミの生餌を与えます。早速、餌を増量してから最初の卵が産まれました。餌を増量した効果が現れるのか?楽しみです。

幼魚全滅

<2020年5月31日>
 残念ながら、生まれた幼魚は全滅しました。卵は写真のように幼魚の目が目立つようになった翌日に水槽内に泳ぎ出し、30匹ほどを幼魚BOXへ収納できたのですが、2〜3日で全数死んでしまいました。原因は、親魚の栄養状態が低く、生まれた後の元気がないことにあると考えられます。この日から、次回の産卵に備え、親魚への餌の量を2倍にしました。

再び卵

<2020年5月17日>
 5月に入り水温も上がってきたことから、今年もカクレクマノミが多くの卵を産むようになりました。前回生まれた稚魚を回収して育てたのは2年前ですが、久しぶりに今年も稚魚の飼育にトライしてみようと思います。稚魚になって水槽内を泳ぎだすのは、約1週間後です。2年前同様、飼育の様子をこれからレポートしていきます。

子供1歳

<2019年5月5日>
 カクレクマノミの子供達ですが、生まれて1年が経ちました。最初は10数匹いた子供達ですが、いろいろあって現在は3匹になっています。写真で見ても、雄の親カクレクマノミと見分けがつかない位、大きくなっているのが分かります。また、最近ではイソギンチャクの中にも入れるようになりました。

新しいイソギンチャク

<2018年12月30日>
 カクレクマノミの子供達ですが、相変わらず両親の住むイソギンチャクに入れてもらえません。そこで、イソギンチャクをもう一匹購入しました。イソギンチャクを水槽に入れると早速4匹が皆イソギンチャクに入り込み、リラックスしていました。

稚魚の生き残り

<2018年12月9日>
 前回の報告から4-5ヶ月が経ってしまいましたが、稚魚はかなり大きくなりました。画質はあまり良くありませんが、写真に写っているのが親子になります。(右から左へ母親、父親、および子供達)子供の数は、放流後若干減って今は4匹になっていますが、この大きさまで育てばこの後のリスクはないと思います。今の課題は、4匹の子供達が親の住むイソギンチャクの中に入れてもらえないことです。現在、頻繁にイソギンチャクに餌を与え(ホタテの貝柱)個体そのものを大きくする作戦を進めていますが、良い個体があれば、イソギンチャクをもう一つ購入することも考えています。

稚魚放流

<2018年7月29日>
 約3ヶ月が経ち、15匹のカクレクマノミでは稚魚用の幼魚箱がいよいよ手狭になってきました。そこで親魚に追われても隠れることができる障害物を水槽の中に入れ、思い切ってすべての稚魚を本水槽に放流しました。大きくなったとは言っても写真のようにまだまだ小さい稚魚ですが、幸い親魚に執拗にいじめられることもなく、まずは一安心です。

生後2ヶ月

<2018年6月24日>
 約2ヶ月が経ちました。もう立派なカクレクマノミです。忙しかったので途中の説明を省きましたが、既に市販の乾燥餌にも慣れ、すくすくと育っています。本当に卵から孵化した稚魚を育てられるのか?半信半疑で始めた稚魚の育成ですが、今となってはこれら15匹の稚魚を今後どうしたらよいか、考えるようになってきました。

生後1ヶ月

<2018年6月3日>
 約1ヶ月が経ちました。出張中の間も娘が餌やりを続けてくれ皆元気にしております。しばらく見ない内に、こんなに大きくなりました。

生後3週間

<2018年5月27日>
 約3週間が経ちました。少し拡大した写真ですが、カクレクマノミの稚魚は15匹がこんなに大きくなりました。相変わらず毎日ブラインシュリンプの幼生を食べていますが、そろそろ人工乾燥餌への転換を図る必要があります。それができないままに今週から頻繁に海外出張の予定があり、稚魚の世話は家族に頼んで行くつもりですが、皆忙しいのでこれから6月半ばまでが山場となります。

生後2週間

<2018年5月20日>
 卵から孵化したカクレクマノミの稚魚ですが、大きな理由はわからないのですが適当に餌を与えた結果、生後約2週間になるにも関わらず約15匹ほどが元気に泳いでいます。驚くべきは稚魚の体の表面にカクレクマノミ特有の2本の白い線がはっきりと見えることです。現在は1日1回ブラインシュリンプの卵を海水に漬けて孵化させているので大変手間が掛かりますが、10日後に出張が控えており長期間不在にするので、それまでに稚魚の餌を通常の乾燥餌に切り替える必要があります。

クマノミ稚魚

<2018年5月3日>
 採取したての稚魚の写真をマクロレンズを使用して撮ってみましたが、稚魚の大きさは 3〜4ミリと小さくピント合わせが難しいことから、ベストショットでもこんな感じです。写真には写っていませんが、50〜60匹ほど採取しており、様々なブログを参考に今回は以下の点に留意して育ててみます。
・強い光で稚魚が弱るとの情報から、照明のうちメタルハライド球は消灯しました。
・残ったLED球も光軸をずらすことで稚魚水槽を間接的に照らす一方、24時間点灯としました。
・餌は冷凍のワムシ(シオミズツボワムシ)を初日から使用しますが、2日目からブラインシュリンプ幼生もミックスして投与します。(朝夕2回)
・水流を極力抑えるため、稚魚水槽内の直接エアレーションは止め、稚魚水槽内の水をサイフォン現象を活用して直接濾過槽に排水することで、本水槽からの酸素を多く含んだ水を招き入れる方法を試すことにしました。

冷凍ワムシ

<2018年5月3日>
 3月11日のレポートからクマノミは3回ほど産卵をしましたが、低い気温を理由に放っておきました。しかし4月に入って気温が例年以上に上昇し、餌のブラインシュリンプも常温で孵化できそうなので、久しぶりに朝4時に起きて水槽を泳ぎ回っている稚魚を採取しました。今回も口の小さな生まれたての稚魚でも食べることができるワムシ(シオミズツボワムシ)の冷凍ものを当初の餌として使用してみます。前述した通り今回は培養しようと考えていたのですが意外と培養装置が高価であることがわかり、後述する照明や稚魚水槽内の水流等に改良を加え再度トライしてみます。

また卵!?

<2018年3月11日>
 最近春が近づくにつれて、気温の上昇と共にアクアリウムの水温も徐々に高くなってきました。(ヒーターを使用して加温してはいますが、水槽と濾過槽間での海水の行き来が多く、部屋の温度に左右されて多少上下します。)すると、もうカクレクマノミが卵を産んでいました。残念ながら、もう少し気温が上がらないと餌となるブラインシュリンプ等の常温での培養が難しく、今回はこのまま放っておくことにします。

カクレクマノミの稚魚

<2018年1月14日>
 写真は、孵化後一週間経った時まで生きていた唯一の稚魚です。(写真に写せるまで大きくなったのはこの一匹だけでした。)一匹だけですが、明らかにブラインシュリンプ幼生だけで育った稚魚とも言うことができます。しかし残念ながら、この一匹も餌問題とは別の理由(おそらく一般的な魚の稚魚からクマノミらしい体型になる変態期での不具合)でお亡くなりになりました。結局2017年の夏は、何度か卵を産んだので、生き餌ではありませんが冷凍ワムシを含めてトライしてみましたが、1週間以上稚魚を生存させることはできず、シーズンを終えました。

 2017年夏の経験を踏まえ、2018年の夏は以下の改善をトライしてみようと考えています。2018年夏のブログ更新に、ご期待ください。

・ ワムシ(シオミズツボワムシ)の購入や培養の試み。
・ 産卵前のカクレクマノミに栄養価の高い餌を与え、可能な限りの大きく且つ丈夫な稚魚を産ませる。

ブラインシュリンプ

<2018年1月14日>
 カクレクマノミの稚魚の餌の話です。
 通常カクレクマノミの稚魚には孵化後の数日間は、通称ワムシ(シオミズツボワムシ)という動物性プランクトンを餌として与えるのが通例となっています。しかし、生きたワムシは比較的高価であると共に生き餌のため日持ちしないため、若干手を抜き、孵化後5日後位から与えることができるブラインシュリンプの幼生を孵化直後から与えてみました。ブラインシュリンプの幼生は、写真のような乾燥卵が400円程度の安価で売られており、海水を張った小さな器に乾燥卵と混ぜておけば、約24時間後にはブラインシュリンプの幼生が海水中をフラフラと浮遊しているのが肉眼でも確認できました。
 ワムシとブラインシュリンプ幼生の大きな違いはその大きさにあります。つまり稚魚がある程度大きく育たないと、ブラインシュリンプ幼生は大き過ぎて稚魚の口に合わないということらしいです。案の定、数十匹いた稚魚はブラインシュリンプ幼生だけ与えられた結果、一匹また一匹とお亡くなりになっていきました。

クマノミの卵

<2018年1月14日>
2017年の夏にカクレクマノミが水槽のガラス面に卵を産みましたので、その時の様子を記しておきます。
 カクレクマノミは、水温が高くなる夏に卵を産むそうです。(私のアクアリウムでは、勿論四季はないのですが、夏になると部屋の温度がアクアリウムの設定温度26℃を超えてしまうので、水温も釣られて27℃〜30℃になってしまいます。)しかも、約3週間毎に産み続け、一回の産卵で100〜400個も産んでいるようです。最初は放っておいたのですが、観察していると卵が孵化して稚魚になり水槽内で泳ぎ出すと、親に餌と間違えられてすべて食べられてしまうことに気が付いたため、幼魚槽を水槽内に設置し孵化した稚魚を本水槽から移すことで、親から隔離し育ててみることにしました。
 写真は、産卵された卵の脇でむなびれを使い、卵に新鮮な海水を送り込んでいる雄カクレクマノミの姿です。このような姿は孵化するまでの約10日間頻繁に観察され、どこの世界でも雄は大変だなと感じました。

マガキ貝

<2018年1月1日>
 水槽内の生体に関する説明です。
<マガキ貝>
 マガキ貝は、私のアクアリウムには3匹飼っていますが、水槽の壁やサンゴ砂の上に生えた苔を食べてくれる大切な清掃担当の生物兵器です。特にマガキ貝が優れているのは、白くて細かいサンゴ砂表面の苔をその細く長い象の鼻のような口で食べてくれることです。通常の苔取り貝は水槽のガラス面のみで苔を食べるため、下のイソギンチャクの写真(左に写っているのがマガキ貝)のようにサンゴ砂を白く保つのは大変難しく、サンゴ砂を敷いたアクアリウムでは、欠かすことができない大切な生き物です。

カクレクマノミとイソギンチャク

<2018年1月1日>
 水槽内の生体に関する説明です。
<イソギンチャク>
 私のアクアリウムのイソギンチャクは、「ロングテンタクル・アネモネ」という種類のイソギンチャクで、比較的刺胞毒の弱いイソギンチャクで、素手で触っても私は大丈夫です。イソギンチャクはサンゴ類の動物ですが、大きな特徴は他のサンゴと異なり、自分で動き回ることができます。触手に入ってくる魚やエビを捕まえて食べるイメージが強いのですが、自然界では獲物が飛び込んでくることは少なく、実際にはサンゴと同様、体内にいて共存している褐虫藻が太陽光を受けて光合成をすることで、そこから栄養を取っています。私のアクアリウムでは前述した通り、メタルハライド電球を使用することで、褐虫藻の光合成を助けると共に、家で手巻き寿司を食べる際に、生のエビの尻尾の一部を切って、食べさせています。体のほとんどが水分のイソギンチャクは、小さくなると下のクマノミの写真の緑色の糸ミミズのようになってしまう、こちらも大変不思議な生き物です。

カクレクマノミのカップル

<2018年1月1日>
 水槽内の生体に関する説明です。
<カクレクマノミ>
 私のアクアリウムの主役、カクレクマノミです。映画「ファインディング・ニモ」で一躍脚光を浴びたスズメダイ科の魚です。イソギンチャクと共生することで有名な魚で、イソギンチャクの触手の刺胞(毒針)に耐性を持っています。また、比較的知られていないことですが、カクレクマノミはカップルになるまで性別が決まっておらず、群れの中で一番大きな個体が雌となり、二番目に大きな個体が雄になります。よって、私のアクアリウムでは2匹しかいないので、写真の明らかに大きな個体が雌で、小さい個体が雄とすぐ分かります。仮にこの大きな個体を除き、残った雄の個体より小さな個体をアクアリウムに入れると、今まで雄だった個体が雌に性転換する大変不思議な魚です。

Aquarium システム

<2018年1月1日>
2018年1月にアクアリウムのページを追加しました。アクアリウムは5年ほど前に立ち上げて、現在は安定しているので、日々の成長過程はありませんが、現在の到達点を簡単に記しておきます。
<アクアリウム概要>
 アクアリウムの全容は写真の通りです。上から照明器具、アクアリウム水槽、濾過槽で構成されています。
<照明器具>
 照明器具は、イソギンチャクが光合成を行うため、太陽光に近い色温度10000K(ケルビン)のメタルハライド電球を採用しています。また、補助光源としてLED球も装着しています。照明は昼夜を模擬するため、朝点灯し夜消灯するようにタイマーコントロールされています。
<アクアリウム水槽>
 アクアリウム水槽は、鑑賞対象となる生体の入る水槽です。イソギンチャクの飼育にはある程度の水流が必要であるため、水槽内の海水を撹拌する水流ポンプのみ装着されており、それ以外に必要な機器はすべて後述する濾過槽の中に収めることで、水槽をシンプルにしています。海水の流れとしては、濾過槽から押し上げられた海水を水槽上部から流し込み、溢れた海水が水槽横に開けられた穴から左側に見える緑色のホースを通して濾過槽に戻るオーバーフロー式を採用しています。
<濾過槽>
 濾過槽は、アクアリウムシステムの心臓です。この濾過槽でヒーターによる加温、エアーポンプによる海水への酸素供給、そして一番重要な海水の濾過を行っています。海水の濾過には、「物理濾過」と「生物濾過」があり、「物理濾過」は文字通り海水に浮遊するゴミを濾過します。一方、「生物濾過」は物理的に濾過できない海水内の生体に悪影響を与える成分(主に生体により排出される糞尿によるアンモニア)を生体に無毒な亜硝酸塩や硝酸塩に変える働きを言います。具体的には、濾過槽内の大半を占めるサンゴ石の表面に繁殖した好気性バクテリア(酸素を多く含む流水を好むバクテリア)がこの働きをします。
 更にその後の話をすると、生物濾過され作られた硝酸塩は、再び水槽に戻ってしまいますが、水槽の底に敷かれた厚いサンゴ砂の中に繁殖する嫌気性バクテリア(酸素を嫌い止水を好むバクテリア)がこの硝酸塩を窒素に変えて水槽から空気中に放出することで、生体より排出される汚水処理に関し、完全な生態系を作り出しています。よって、水槽の大掃除は一切行いません。水槽のケアとして実施していることは、毎週の正面ガラスの掃除とミネラル供給を目的とした2リットルの海水の換水だけです。
 水槽の横幅は 45cm で決して大きなものではありませんが、濾過槽を含めた飼育水の容量は 40L 程度と思われます。